悩んで悩んで、他のいろんなカメラと比較してまた悩んで、やっと「α7IIIを買う!」と決めたら今度はレンズで悩むわけですね。
標準ズーム?単焦点?ソニー純正?タムロンやシグマは?アダプターつければキャノンやニコンやライカのレンズも使えるんだって。なにそれもう選ぶの大変すぎ。
とは言え、良くも悪くも僕は素人だし、あくまでも趣味の範囲。気軽に楽しめる「まずはこれ!」の一本は定番の大三元レンズ「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD」を購入しました。
TAMRON(タムロン) 28-75mm F/2.8 Di III RXD
発売開始から大人気のこちらの商品を僕も購入。やっぱり最初は無難な標準ズームレンズが便利。
それにF値が2.8通しというのも嬉しいところ。ちなみのこのようにF値2.8通しで
- 広角ズーム(14mm 〜 24mm程)
- 標準ズーム(24mm 〜 70mm程)
- 望遠ズーム(70mm 〜 200mm程)
の三拍子を揃えることを「大三元」と呼ぶらしい。つまり「この3つがあれば大体イケるとっても便利なレンズ」ってこと。ただし、「大三元」と言われるだけあって値段が高いんです。(「大三元」とは麻雀の役の名前ですね、最上級の役満です)
ソニーのレンズは価格が高い
フルサイズのカメラってやっぱり本体価格が高いんですが、同じくレンズも高いんですよね。ソニーは特に。
何も考えずに「どうせなら純正がいいなー」とか思った僕が一応調べてみた結果は以下の通り。
SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM
24 – 70mmでF2.8通しのレンズはこれ。「Gマスター」というソニーの最高グレードのシリーズです。
定価は27万8,000円(税抜)なり。買えるか
SEL24105Gz FE 24-105mm F4 G OSS
Gマスターから1つグレードを落として「Gレンズ」から。24 – 105mmと画角の振り幅は広がったけどF値は4通し。
初心者としてはやっぱりボカしたいから、できればもう少し明るい方がいいよね。こちらは定価16万5,000円(税抜)。高いってば
SEL2470Z Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSS
ドイツのカメラレンズメーカー「Carl Zeiss(カール・ツァイス)」との共同開発によるZEISSシリーズ。24 – 70mmでF4通し。
定価11万5,000円(税抜)。Gマスターレンズと比べればだいぶ値段は下がったけど、それでもこの値段だし、F4だし『うーん……』て感じ。
コスパの高いTAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD
では僕が購入したタムロンのレンズを見てみましょう。焦点距離は28 – 75mmで、F値は2.8通し。
無難な画角で、明るめのF2.8と来ればあとは、お値段が気になるところ。公式サイトによると定価は10万円ですが執筆現在(2019年2月15日)では9万4,500円となっています。
ちなみに僕が「これにしよ!」って決めた時は8万5,000円ほどでした。同じようなスペックのGマスターレンズが27万もすること考えると3分の1ですからね。
めっちゃ安く(感じ)ないですか?笑
大人気商品のため各地で完売に
ただ、このスペックでこの価格なので人気になるのは当たり前。公式サイトはもちろん、マップカメラやカメラのキタムラ、ヨドバシにビックカメラなど人気どころの店舗では全部完売となり、入荷未定やら2ヵ月待ちやら。
やっと念願のカメラを買って、カメラが手元にあるのにレンズが数ヶ月待ちになってしまっては完全に生殺しです。目の前のご飯を「待て」状態で待たされてるお犬さん状態ですよ。
ということで色々な店舗に連絡して探し、新品を9万1,000円ほどで手に入れることができました。
悩んだ単焦点レンズは2本目以降に挑戦
ということで標準ズームレンズに落ち着いたんですが、予算的に『どっちか1つ』だったからズームにしたわけで、やっぱり明るくてきれいにボケる単焦点レンズは欲しいですよね。悩んだのはこのあたり。
SEL35F14Z Distagon T* FE 35mm F1.4 ZA
35mmという使いやすい画角で、F値は1.4のZEISSレンズ。単焦点はズームできないデメリットはあるけど、この明るさときれいな描写力は是非とも手に入れたい。
後述するけど50mm前後とまた迷うんだけどね。それよりも問題はお値段。
こちら22万円(税抜)。買えるか
SEL50F14Z Planar T* FE 50mm F1.4 ZA
代わってこっちは50mm。F値は同じく1.4なので単純に35mmか50mmか、用途と好みの問題ですね。
値段もさほど変わらず19万円(税抜)。どっちにしろ僕には無縁のようです。
SEL55F18Z Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
55mmという微妙な画角 + F値1.8となるけど、かなり評価の高いレンズ。お値段も9万9,000円(税抜)と10万円を切り、上述のレンズの半額ほどに。
「これなら頑張れそう」とか思えてきちゃうのが怖い。マジで沼ですね。
SEL50F18F FE 50mm F1.8
ント]用レンズ SEL50F18F (FE 50mm F1.8)
最後のこちらは50mm、F1.8。50mmって画角はけっこう狭いんだけど、すごくきれいに撮れるし、F2よりも明るくなるとやっぱりめちゃくちゃボケる。
「これぞ一眼カメラで撮ってるって感じ」って単純に思わせてくれるんですよね。それなのにこれだけ3万8,000円(税抜)なんですよ。
「撒き餌レンズ」なんて言われてるやつですね。僕も撒き餌にかかりそう笑
予算的にTAMRON標準ズームかSONY単焦点 × 2の三択
以上のことから選択肢は以下の3つ。
- TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD(大三元標準ズームレンズ):約9万円
- SEL55F18Z Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA(ツァイス製単焦点レンズ):約10万円
- SEL50F18F FE 50mm F1.8(「撒き餌」と呼ばれるコスパ最高の単焦点レンズ):約4万円
僕が購入した①のタムロンの前に他の2つのレビューを見てみましょう。
ポイント
SEL55F18Z Sonnar T* FE 55mm F1.8 ZA
まずはサンセットスタジオのダイスケサン。話が上手なのでこの方が買ってるだけで欲しくなる笑
SEL50F18F FE 50mm F1.8
ただし、ダイスケサン氏はこっちも持ってるので結局迷う笑
僕自身のレベルが低いのでツァイス製の性能はさておき、55mmか50mmかと値段を考えるとSONYの50mmに傾きますね。
僕のレベル的にもじょんじ氏の話も非常に勉強になります。
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD
「単焦点ならソニーかな」というところでタムロン見てみましょう。
発売直後に日本最速レビュー。
ご丁寧に1ヵ月使用してみての使用感も語ってくれています。
「プロ素人」のじょんじ氏も。
「ジェット」の方のダイスケさん。最初に軽く紹介した27万もするGマスターレンズ(SEL2470GM FE 24-70mm F2.8 GM)と比較してくれています。
編集がおしゃれなビートないとーさんも『 “ダブルダイスケ” さんのレビューを見て決めた』と話してます。
まとめ:レンズ沼は確かに存在するようです
てことで『 “ダブルダイスケ” さんのレビューを見て決めた』ビートないとーさんのレビューを見て決めました。これだけ悩んで買っても結局は「次はどれにしようかなー」なんて言うんでしょうね。
とんでもない世界だなーと感じました笑 でも自分で撮った写真を見て『お!イイ感じに撮れた』と思えると嬉しいし楽しいし、同時に「所有欲」という良いんだか悪いんだかわからない部分も満たしてくれます。
大人気すぎて各所で完売や価格の高騰が続いています。僕も決めた時に買ってたら8万5,000円だったのに9万1,000円で買いました。
買うなら早めに!w