はじめまして。独身アラサー女子のトラベルライターmichiです。
格安航空会社LCCの台頭により、思い立ったら気軽に海外旅行ができる時代が到来していますね。今や飛行機は、時間のかかるバスや船、あるいは値段の高い電車に比べて圧倒的にコストパフォーマンスがよく、そして短時間で目的地まで行くことのできる旅の重要なツールの一つであることは間違いありません。
ですが、ふと思うことがありませんか? 安くて便利な飛行機の旅は、何か味気ないって。
ボロボロのシートに半日身をゆだね目的地に着いたときの、あのバス旅の達成感。見知らぬ人と雑魚寝をしながらこれまでの旅の日記をつける、のんびりした船の旅。
そして移り変わる景色に心躍らせながら、ダイナミックな旅に風情を感じる電車の旅。今回はそんな、いわば時代錯誤の「飛行機を使わない旅」のノウハウを皆様にお伝えしたいと思います。
どうせなら目的地は世界地図の西端、ポルトガルのリスボンにしましょう! 日本から直線距離で約11,000km、バックパッカー必見の、飛行機を使わずに日本からヨーロッパまで行く旅のはじまりです!
トラベルライターmichiの自己紹介
旅の虫が湧いて出てくるころ、日本での仕事はスパっと切り上げて、今回のような長い旅に出ることがあります。本職はトラベルライター。
「耳障りは良いけど待遇はどうなの?」と思われる方もいると思います。
そうなんです、正直なところ、待遇は決して良くないし、何より安定していないのがネックです。年収で言うと週5回コンビニのアルバイトをしている程度ではないでしょうか。
ですが、パソコン1つでどこででも仕事ができるこの今の環境は、何物にも変えられません。自分の好きな「旅」を仕事にし、贅沢まではできなくてもそれで飯が食べていける。
私にとっては今の仕事は、まさに「天職」ではないかと実感しています。今後機会があれば、記事の中でこのトラベルライターという仕事の話にも触れていきたいと思います。
あと、できればこの企画が無事に終了するまでに皆様に結婚のご報告も(笑)ただ今お相手絶賛募集中です!
今回の旅のルール
今回の旅を実行するに当たっていくつかのルールを設けたいと思います。
1. 飛行機を使わないで日本からヨーロッパまで行く
まずは、これに尽きまね。
ですがそのルート取りに当たっては決して治安の良くない地域や、そもそも国境が越えられない地域などの存在も十分に考えられます。そういった場合は決して無理せず、状況を踏まえた上で大回りしたり、あるいは最悪、その区間だけ飛行機を利用することになるかもしれません。
世界情勢は刻一刻と変化を続けています。この記事を書いているまさに今現在でも、どこかの国境が封鎖されたり、あるいはまだ未踏の国境が開いたりしている状況も十分に考えられます。
よりリアルな情報を皆様にお伝えするために、どうしても船やバス、電車などでの移動が難しい場合はご容赦いただければ幸いです。
2. 旅の予算は100万円
そしてもう1つは今回の旅の予算に関して。
ある程度長い期間での旅になりますので、予算に関してはまとまった金額が必要になってくることは想像に難くありません。一方で、200万円や300万円という大金を使うのは非現実的でもありますよね。
あなたはもし100万円があれば、何に使いますか?
それこそ海外有名リゾートに遊びに行くという方もいれば、日頃お世話になっている旦那様や奥様に思い切って差し上げるという優しい方もいらっしゃるかもしれません。私だったらどうするかとふと考えた時に、今回のこの旅の企画が思い立った次第なのです。
100万円を握りしめて海外旅行へ行こう!
それも、ただ行きたい観光地に行くだけでなく、街と街を繋ぐような旅をしてみたい。自分の足で大地を歩きながら、自分の目線で世界各地を見てみたい。
私にとっての100万円とは、ポルトガルのリスボンまでの旅行費用に他なりません。
3. 旅の最終目的地はポルトガルのリスボン
日本がど真ん中に描かれている世界地図を机の上で広げてみたとき、まず向かって東側、北米や南米の方面は選択肢から消えました。これは想像に難くないと思います、日本を出発してすぐに太平洋があるのですから「陸路のみで」というのは実質的に不可能でしょう。
では向かって西側、韓国から始まって広大なアジア大陸を抜けて中東、ヨーロッパ……ヨーロッパ大陸の西の端、ポルトガルの、さらに西側「リスボン」が私の目に留まったのです。
どうせならば行けるところまで行ってみよう!
目的地は……そう、ヨーロッパ大陸の最西端、ポルトガルのリスボンにしよう!
これで旅の手段、予算、最終目的地という3つのルールが決まったことになります。
具体的な旅のルート
備えあれば患いなし! 目的地が決まったので、現時点おける旅の予定ルートをまとめてみました。
何事にも興味が先行してしまう私の性分。思い立ったらふらっと下に挙げていない隣国に立ち寄るかもしれません。
ですが私なりに、日本から西回りで一筆書きで行けるルートにこだわって、今回の旅のルートを考えてみました!
東アジア
韓国
韓国の民宿「オンドル」に泊まってみたい!
中国
大好きな「パンダ」を生で見てみたい!
台湾
私の大好きな国。小籠包を思う存分食べます!
香港
100万ドルの夜景を自分の目で見てみたい!
東南アジア
ベトナム
美食の国ベトナム。フォーを食べてみたい!
カンボジア
世界遺産アンコールワットは一度は訪れてみたい私の夢。
タイ
バックパッカーの聖地「カオサンロード」に泊まりたい!
ミャンマー
世界三大仏教遺跡の一つを見てみたい!
中央アジア
インド
この旅のハイライト1ガンジス河で沐浴体験!
ネパール
ヒマラヤの大眺望でこの旅一番の感動を期待!
パキスタン
旅人にとっての桃源郷「フンザ」を訪れたい!
アフガニスタン
治安情勢を踏まえて慎重に……。
イラン
アフガニスタン同様、陸路旅の最大の難所……。
トルコ
西洋とアジアの架け橋イスタンブールの街並みに憧れ。
ヨーロッパ
ギリシャ
パルテノン神殿をはじめ世界遺産めぐりがしたい!
イタリア
大好きなピザとパスタを思う存分食べたい!
フランス
お金が余っていたらブランドのショッピングがしたい(笑)
スペイン
本場スペインリーグのサッカーを生で観戦したい!
ポルトガル
今回の旅のゴール!到着までに必ず彼氏を作る!
まとめ
バックパッカーを夢見る若者にとっては1つの旅の指針に、あるいは働き盛りの現役世代にとっては昔を思い出して懐かしむような記事にしていきます。そして何よりも、少しでも多くの方がトラベルライターという存在を身近に感じて頂いて、1人でも多くの方に「私も旅を仕事にしてみたい」と思えるような記事になればと思います。
そんなこんなでスタートします、飛行機を使わずにポルトガルのリスボンまでの旅!
訪れる国々それぞれの移動手段やその国のグルメ、宿泊事情、物価など余すことなく大公開していきますので乞うご期待あれ!