こんにちは。ライターのろくろくです。

過去に携帯電話の会社をのりかえて◯◯万円なんて時期がありましたよね。国からの指導により一気になくなってしまいましたが。

でも実はまだ月額を驚くような金額で利用できる方法はあるんです。現に私は現在iPhone7をカケホーダイの5GB契約で2,000円ほどで利用しています。

もちろん次も来年の更新でiPhoneXか次の機種をまた2,000円台で使うつもりです。ネットでの情報は各キャリアのお店への誘導やアフィリエイトを目的としているので、このような情報は少ないでしょう。

今回は暴露的内容で知っていると得をする方法を解説していきます! たとえ還元がなくても利用できる情報もたくさんありますのでぜひ最後までお読みになって今後の参考にして下さい。

キャリアショップと家電量販店の違い

みなさんはdocomoショップ、auショップ、ソフトバンクショップというキャリアの名前のお店と家電量販店の携帯電話コーナーのどちらを信用するでしょう? もちろん会社の名前のある○○ショップが公式のお店で各社の社員が働いていると思うでしょう。

私も実際に働いてみるまではそう思っていました。でもそれが実際は違うんです。

○○ショップというお店は各キャリアにお金を払ってお店をやっている代理店で、直接キャリアが出している直営ショップはほとんどありません。各社キャリアの社員は家電量販店の携帯電話コーナーにいます。

家電量販店の携帯コーナーとは売り場を各携帯キャリアに貸して、各社が社員を派遣している「直売所」、安く買う事ができるけどアフターケアは他でやりますという場所。○○ショップというお店では代理店がお金を出してキャッシュバックなどのキャンペーンを行うのに対して、家電量販店はキャリアが直接キャンペーンをするため予算が全然違うのです。

おすすめのお店とキャリアは?

実はまだキャッシュバックはひっそりとやっています。キャッシュバックと呼称して怪しまれるといけないので「還元」と表記していきますね。

また、家電量販店の名前も一応イニシャルでご紹介します。なくなると非常にもったいない還元に関する情報ですのでご理解下さい。

「安く使いたい」、「キャッシュバックがたくさん欲しい」というあなたにオススメのキャリアなら間違いなくauとソフトバンクです。まず一番はソフトバンクで、対抗してauが近い金額となることを知っている人たちはこの2つを行ったり来たりしていますね。

ドコモは家電量販店でも代理店であることが多く、ショップと比べても頭金がないくらいで公式のキャンペーン以外あまりありません。ドコモユーザーは乗り換えのメリットをauとソフトバンクのスタッフから聞いて喜んで乗り換える人が多いです。

同じ最新のiPhoneで月1万円以上払っているのが、月額の利用料金が半額になり、キャッシュバックを利用してパソコンやエアコンが無料になったりするなんて驚きの話でしょう。乗り換えには近所の「Y電機」、「K電機」、「Bカメラ」の大きめのお店の見積もりと条件を交渉してみて1番良かったお店で契約する手法がおすすめです。

還元が商品券での場合はそのお店でしか使えないものもありますので少し注意が必要です。お得なのは利用できるお店も多く換金率も高いJCBギフトカードですね。

その他の商品券でも換金率がいいものであれば問題ないでしょう。ただ、いつでもどこのお店でも使えるわけではないので注意が必要です。

そのタイミングは後の項目で解説していきますね。

3大キャリアdocomo・softbank・auでiPhoneを使う最安値

通常でiphoneを安く使う比較してみてみましょう。

検討プラン
お子様に新しくiPhoneを持たせるため学割利用(新しいiPhoneをパパ、子供はパパのお古というケースが多いです。)
LINEや家族通話をメインとするので通話代別の最安プラン(シンプル系)+データ量最小プラン
各社番号そのままのりかえ(MNP)の金額、機種変更プランは利用せず24回分割
docomo
(シンプルプラン+データシェアオプション/データ通信料は親回線もち)
au
(ピタットプラン+シンプル/データ通信料1GB~)
softbank
(ホワイトプラン+パケット変動型/~7GB)
iPhone8/64GB 1,247円 5,908円~ 5,264円~
iPhoneX/64GB 3,137円 7,438円~ 6,794円~
14ヶ月~(キャンペーン終了後) 2,867円(iPhone8)
4,757円(iPhoneX)
7,408円~(iPhone8)
8,938円~(iPhoneX)
キャンペーンなしのためそのまま

ドコモの最安プランについて

意外とドコモが安いという結果になりました。データ通信料が家族とシェアできるため実際は1GB+1,000円ないくらいといった計算になります。

特筆すべきはiPhone8が早くも公式で一括購入できるようになったことでしょう。iPhone8の64GBが2万2,680円で購入可能で2年間分割では月額945円です。

のりかえで他社キャリア(au、ソフトバンク)のiPhone6を下取りに出した場合-1万1,000円、家族が同時に機種購入のキャンペーンでさらに-5,184円の割引を受けるとiPhone8 / 64GBが一括で6,496円、分割24回で月額271円と破格での購入が可能です。

一括対象機種はiPhone8、8plusの全容量が対象、Xは非対象です。

au、ソフトバンクの最安プランについて

最安プランでドコモに大きく差が出た両社ですが、家族とのデータシェアのプランがなく個人利用のプランを中心として、データ通信の30GBや50GBといった大容量プランに力を入れています。そしてauひかり・ソフトバンク光やwifi系のインターネットの値引きに力を入れていましたが、今期の変動制のプラン(使えば金額が上がるプラン)ではネット利用の値引きも500円~1,000円と値引き額を下げています。

1年目は学割などのキャンペーンで一見安く見えますが2年目は通常の金額となります。また、大容量ではない変動制のプランは使えば通常より高くなる傾向ですので注意が必要です。

両社ともに高額なiPhone8・Xを4年分割で25ヵ月以降に機種変更すると残りの端末代が免除され、実質半額で利用できるというアップグレードプログラムを採用していますが、これも注意が必要です。4年間なので48回払いという長期の支払いプランなので2年後の更新月になっても端末代は完済していません。

2年後の更新月に他社へ乗り換え(MNP)した場合違約金はかかりませんが、利用しているiPhone8・Xを下取りに出し、残金を引き続き支払い続けなければなりませんし、転出先で新たに端末を購入した場合はその支払いも併せて必要になります。

乗り換えせずにずっとauやソフトバンクで機種変更するという方は大丈夫だと思いますが、いずれ他者にMNPをしようと思っている方は、慎重に検討したほうが良いように思います。私は絶対におすすめしません。

2年使って手元に機種の残るプランを選択しましょう。

家電量販店ならではの方法

それでは家電量販店の還元を利用したiPhoneを最安で使う方法の解説です。目的が“iPhoneを安く使う”という事であればお店からの還元はiPhoneの本体端末に充てるためお店のポイントでもかまわないです。

残るようであれば商品券などの選択も考慮していきましょう。では実践編ですが……電話番号を新しく取得する新規はあまりメリットがありません。

電話番号を用意する

090~070の携帯電話番号を他社から乗り換える「MNP(ナンバーポータビリティ)」が最適です。電話番号をお持ちでない場合は、解約料金の安い「格安SIM」でSIMカードのみ新規で発行する方法がおすすめです。

au、ソフトバンクどちらにもMNPできるドコモ系の格安SIMで番号を取得します。解約金が安くても他社キャリアへ乗り換えの際のMNP転出料金が高額な格安SIMもあるのでご注意下さい。

解約金は1ヶ月程度でのMNPの場合は平均1万円ほどかかると思って下さい。また、利用している携帯が2年を越えて更新期間となったが、家電量販店の還元が低い時期の場合に一旦格安SIMへMNPして還元の高い時期に乗り換えるという方法もあります。

過去にはプリペイド携帯から新規番号を取得する方法もありましたが、現在プリペイド携帯はソフトバンクしか取り扱いがなく1年内は解約やMNP手数料で1万5,000円程度かかるためおすすめできません。格安SIMからのMNPを利用する場合の注意点ですが、「格安SIMから乗り換え」というと特典や還元の対象外となる場合が多いです。

裏技として先に“MNP予約番号”という乗り換えに必要な番号を先に用意してからお店に行き、格安SIMの利用している通信網の会社である「ドコモ(またはau)からの乗り換え」と伝えればバレません。MNP予約番号は2018年現在、通信網の母体会社と借りている格安SIMのMNP予約番号は同一のためスタッフ及び通信キャリアでも見分けがつかないようになっています。

2人以上で同時に乗り換える

キャッシュバックなどの還元は2人以上で同時に乗り換えたほうがプラス算出となります。

MNPでの還元 + 2人以上(複数台) × 台数分

と数万円違ってくる場合があります。同住所や家族でなければ複数台に数えてくれない量販店もあります。

その場合は同一名義で購入して還元を受けた後で名義変更をするといいでしょう。ソフトバンクは住所が同じであれば「みなし家族」として家族扱いになるので、同棲しているカップルや寮などルームシェアでも利用できますよ。

固定のインターネットも同時加入する

auひかりやソフトバンク光など固定回線のインターネットも同時に加入や乗り換えるとプラス算出となる場合も多くあります。過去にインターネットの加入で大きな還元がありましたが現在はほとんどなくなりました。

携帯電話と一緒にインターネットものりかえると大きな還元が期待できます。固定回線でなくとも『softbank Air』や『au wifi home01』といった制限のないwifiタイプのインターネットもおすすめです。

必要ないという方はソフトバンクのADSLを一時的に利用する方法があります。固定電話がないと4,000円程度で高額になりますが、縛りがほぼなく解約金などが発生しないのでキャッシュバック額を考慮して一時加入するのも一つの方法です。

現在他社のインターネットを利用しているので解約金などかかる場合がありますが、乗り換えで発生した解約金などをキャッシュバックしてくれる公式のキャンペーンもありますのでお店のスタッフに聞いてみましょう。

還元を全て本体の支払いに使う

時期にもよりますが、「乗り換え + 複数台 + ネット」で10万円前後の還元があります。一部本体代に充てる方法もありますが、全額をiPhone8 / 64GBの本体代に一括支払いして安くする方法を今回はおすすめします。

端末代 インターネット値引き 5分通話無料ライト系プラン+データ通信料5GB
au 9万1,440円 -3,065円 × 24カ月 2,972円
ソフトバンク 9万4,320円 -3,210円 × 24ヵ月 3,352円

インターネットの利用がない場合はauが + 1,411円、ソフトバンクが + 1,000円となります。通話代別のプランの場合でもauは金額は同じ、ソフトバンクも変わらないため現実的に使いやすい5分無料プランの選択となりました。

下取りの有効活用

それぞれの機種に対して他社の旧機種を下取りに出した場合はさらに安くなります。例えばiPhone6を下取りに出した場合auが1万6,200円で月額675円の値引き、ソフトバンクは1万7,280円で月額720円の値引きとなります。

下取り機種がない場合は他社の中古機種をオークションなどで用意する方法があります。おすすめはソニーの『エクスペリアZ2』で、この機種は中古5,000円以下の購入が可能でau、ソフトバンクどちらも680円x24ヶ月の値引き(1万6,320円)になります。

ソフトバンクでは“リセットされていて電源が入るもの”というゆるい条件なので、動作不良のジャンクを探せば2,000円以下の購入も可能です。いかがでしょう?

以上の方法でiPhoneを2,000円台で利用することがが可能となります。家族の機種がiPhoneSEやandroidの安い機種だった場合は還元をまわしてiPhoneXでも可能となります。

注意点としてはこの“本体代を先に支払って安くする方法”は過去からの通話プラン+データ○GBというプラン以外ではあまり値引きがありません。お店のスタッフに全額本体代に「還元を充てて安く維持したい」と相談して最安プランを契約して下さい。

メリットとデメリットは?

メリットは「2年間破格の料金で最新のiPhoneを利用できること」ですね。本体代の支払いは終わっていますのでSIMロックを解除して高額で売買も可能です。

iPhoneの中古相場は高めなので2年後売っても4万円以上は見込めます。保険を利用して2年の契約終了前に新品に変えてもらえばさらに高額での売買も可能でしょう。

デメリットは現在利用しているキャリアの解約金や本体代の残金、格安SIMでの番号取得の場合は解約料とMNP手数料がかかるという点でしょう。解約料金などに還元をまわすとiphoneの本体代まで残らない場合もあります。

還元の料金と支出と月額を考えて乗り換えてください。更新月を迎えたら解約金のかからないプランでタイミングを待ったり一旦格安SIMに変更して時期を待つ事をおすすめします。

乗り換えのタイミングは?

家電量販店には契約数や還元の予算があり年2回の決算に向けて吐き出していく形になっていました。まず1月から還元額がよくなり3月下旬にピークを迎えます。

ただ、ピーク時では端末本体が完売していたりするので2月下旬から考えたほうがいいでしょう。4月に突入した途端に昨日は10万円以上あった還元は全くといっていいほど無くなります。

「先日話を聞いてきた」という方がよくがっかりしていました。次は6月から良くなり8月がピークとなります。9月以降は新iPhoneの発表や発売で賑わうので12月までほぼ還元がない状態です。

最高の乗り換え方法の手順おさらい

  1. au、ソフトバンク以外の携帯電話番号の用意
  2. 下取り機種の用意
  3. 大手家電量販店での条件比較

1. au、ソフトバンク以外の携帯電話番号の用意

解約時期や手数料などを確認しておきましょう。インターネットも準備しておくとなおいいです。

2. 下取り機種の用意

乗り換えの多い時期以外のほうが安く購入できます。もしくは機種変更した友人から購入してもいいでしょう。

3. 大手家電量販店での条件比較

還元などの情報は当日までスタッフもわかりません。高くなりはじめた1月から動き始めて交渉して2月下旬~3月に変更することを目標が最適です。

下半期ですと7月から動いて8月中にのりかえといった感じで比較していきましょう。ただ、あまりに釣り上げようとすると、お店からNGとなる場合がありますので、あからさまな態度ではなく「今迷っているのですが……」という低姿勢が好ましいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

国からの指示で一旦なくなったキャッシュバックはひそかにやっています。ただ、バレると行政指導が入りまた全体的になくなる可能性も大きくあります。

あまり大事にせずにひっそりと上記の手順で知る人ぞ知る情報として下さい。少し話がズレてしまいますが、auの会社であるKDDIの社員、ソフトバンクの社員になるには「大卒で東京から……」と思うかも知れませんが、派遣や契約社員となってキャリアを積んでいけば学歴は関係なく家電量販店から直接雇用されます。

接客と販売が得意で大きな会社で働きたいなら狙い目です。給料もかなり高めで条件はいいのではないでしょうか。

利用しやすい格安SIMの比較や各社のさらに安く利用する方法などまた機会があればご紹介していきます。