キミたちは自身のブログにおいて正しい日本語を使えていますか?

いや、「正しい」というと「キミ」とカタカナで書いている僕も危ういので語弊があるな。話したいことは「表記の統一」がされているかということだ。

WordPress歴10年、これまで20サイト以上作った俺がまとめる最強最速のブログ開設手順」を読んでブログを開設し、「これから記事を更新しまくっていこう!」と息巻いているみんなには、記事を書きながらルールを作って欲しい。とは言っても何のことかイメージしにくいと思うので、僕がこのブログ内で決めている表記ルールを軽くご紹介する。

ぜひ参考にしてもらいたい。ではいくぞ。

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Webライターも知っておくべき文章の表記ルール

まず「ライター」という職業は書く媒体が「紙」なのか「 Web 」なのかに分けられる。こうしてブログを通して伝えているということで、今回はWebライターに焦点を当て、紙とWebの違いについてはまた別の機会にお話ししようと思う。

で、そのWebライターだが、ブロガー、アフィリエイター、ライターなどWebを使って文章を書いている人であればその括りであると思って欲しい。Webで文章を書いて情報を発信するのは紙に比べると敷居が低い。

けど、Webだからといって考えなしで適当に書いてしまってはプロのライターとしての質が問われる。これから何万文字も文字を打つキミたちは正しいルールに乗っ取った文章を書くべきなのだ。

曖昧な表現や使い方はもう卒業しよう。

漢字ではなくひらがなを使うべき表記

なんでもかんでも漢字に変換して書いていないか?パソコンで文章を書くと、紙では書けない(知らない)漢字も簡単に変換されるので過剰に使いがちだ。

文章は漢字をあまり使わず、ひらがなで書くと圧倒的に読みやすく、プロっぽい。「難しい漢字いっぱい使ってる俺かっこいい(ドヤ)」みたいになっているお前は要注意だ。

僕がひらがなを使うと決めている漢字を以下に紹介しよう。

末尾にきやすい漢字

漢字 読み方
など スマホやタブレットなど
たち 僕たちはダンディだ
とき 静岡に行ったとき
ため 記事をシェアしてもらうため
こと 夢をを叶えること
ほう 漢字よりひらがなで書くほう
はず やりたいことがあるはず
もの 上質なもの

表だけでは説明不足になるので少し補足しておく。

「達」という漢字については基本的に読み方は「たつ」だ。「たち」と読むのは「友達」の「だち」だけ。

「時」と「事」は少しあいまいだ。抽象的な表現を指す場合はひらがな、「梅雨時」や「考え事」など、ほぼそのひとつで単語となるもの(実質名詞)の場合は漢字を用いる。

動詞

漢字 ひらがな
分かる わかる
有る / 在る ある
出来る できる
行う おこなう(あやふやなので「する」と表現することが多い)

形容詞

漢字 ひらがな
凄い すごい
無い ない
〜し易い 〜しやすい
〜して欲しい 〜してほしい

副詞

漢字 ひらがな
何故か なぜか
何時か いつか
何処か どこか
殆ど ほとんど
全て すべて
更に さらに
所謂 いわゆる
後で あとで

その他

漢字 ひらがな
〜して下さい 〜してください
〜して頂く 〜していただく
致します いたします

「下さい」と「頂く」は謙譲語として使う場合に漢字を使う。例えば「お金を下さい」、「休みを下さい」といった「くれ」にあたる表現を丁寧に言う場合は漢字を使う。

同様に「お金を貰う」、「夕食を食う」といった場合の「いただく」は「お金を頂く」、「夕食を頂く」と漢字を使う。逆に「休みをいただく」はひらがなだ。

「致す」については「失礼致しました」のように悪い事のみ漢字を使う。「よろしくお願い致します」はよく見かける表現で丁寧に感じるかもしれないが、「よろしくお願いいたします」が望ましい。

半角と全角の表記ルール

半角と全角もごちゃ混ぜになっていないかな?この機会にきちんとルールを作っておこう。

カタカナと記号は全角

カタカナは全て「全角」を使う。また、海外製品やサービスなどの単語は「 iPhone 」、「 WordPress 」、「 Web 」、「 Twitter 」のようにカタカナは使わず半角のアルファベットで表記する。

+(プラス)、ー(マイナス)、×(かける)、÷(わる)のような数学の記号、!(感嘆符)や?(疑問符)などの記号も全て全角。

英数字とそれに付随する記号は半角

逆に英数字は全て半角。1000万円ではなく1,000万円(4けた以上はコンマも入れる)。

かっこの表記ルール

次は「かっこ」だ。これもあいまいな人が多い気がするので決めておこう。

「」(カギカッコ)

カギカッコはもっとも利用頻度が高い。セリフや協調、引用、単語を目立たせたいときなどあらゆる場面でこのカギカッコを使う。

なので逆に使わないパターンは作品名、補足などだ。ちなみにセリフを表現する場合、文末の「。(句点)」は使用しない。

「先週ダンディなスーツを買ったんだよねー。」ではなく「先週ダンディなスーツを買ったんだよねー」

『』(二重カギカッコ)

では二重カギカッコはどう使うだろうか?これは書籍名や曲名、といった作品名、またはセリフの中のセリフなど、カギカッコの中にさらにカギカッコとして使いたいときに使う。

例えばこのブログの音楽カテゴリーではHip Hopを中心に多くの楽曲を紹介しているが、『 Ain't No Fun 』、『 Walk This Way 』など曲名は全て二重カギカッコだ。会話の表現は「そういえば先日、彼女に『ブログばっか書いてないで買い物に付き合ってよ』って言われたよ」といった具合に使う。

()(かっこ)

いわゆる普通のかっこだ。これは前の単語や文章を補足する場合や、よみがなを書く場合などに使用する。

Dandyism Online  (ダンディズム・オンライン)や、100万円拾った(という夢を見た)といった場合だ。また、カギカッコ同様に句点のルールだが、これは文末にと決めている。

  • 100万円拾った。(という夢を見た) ではなく
  • 100万円拾った(という夢を見た)。

“”(ダブルクォーテーション)

これはカギカッコとかぶるのでほとんど出番がない。あるとすればたとえや引用として協調を表現したいときぐらいかな。

「そこのお前が “もしも" ブログで稼ぎたいと思うのなら」といった具合だ。それよりもこのダブルクォーテーション、使うのはいいけど向きが間違っている人が多すぎる。

パソコンのキーボードでは「数字の2」のキーをシフトを押しながら打つよね?「”」と。ちなみにこれは「閉じかっこ」の方だ。

「”こんな感じで”」使っている人が多いけどこれは間違い。オプションキー + シフトキーを押しながら、または変換で「“」こっちの向きを使い「“こんな感じ”」できちんと使おう。

スペースを入れるルール

表記によってはスペースを入れるルールもある。例えば先の「!」や「?」なんかは紙のルールでは後ろに全角スペースをあける

  • マジで?昨日定価で買っちゃったんだけど ではなく
  • マジで? 昨日定価で買っちゃったんだけど

が正解ってこと。ただしこれは紙の場合。

「Webでは読みにくい」といった意見もあるようなのでマイルールを定めておこう。僕は入れない派だけど知ってて入れないのと、そんなルールさえ知らないとは大きく違う。

逆に「矢印の記号には半角スペースを入れる」というルールを設けている。

  • 左⇄右 ではなく
  • 左 ⇄ 右

こっちのが読みやすいでしょ?同様に「カギカッコの中が半角英数字の場合も両脇に半角スペース」というルールも設定している。

  • 「WordPress」 ではなく
  • 「 WordPress 」

細かな違いだけどね。単語じゃなく文章で書いた方がもっと伝わるかな?

  • 入力欄には回答を半角英数字で「A」または「1」と入力してください。
  • 入力欄には回答を半角英数字で「 A 」または「 1 」と入力してください。

どう?

(…)3点リーダーは2つ続けて入力する

これも間違っている人を多く見かけるから気をつけよう。

  • …(1つのみ) ✖️
  • ...(全角ではなく半角ピリオドを3連打) ✖️
  • 。。。(句点) ✖️
  • 、、、(読点) ✖️
  • ……(全角3点が2つ) ○

文字の装飾のルール

最後はブログならではの表記ルール。文字サイズを変更したり色を変えたり線を引いたり……いろいろできるけどやりすぎてない?

文章内で文字サイズは変えない

強調したいときなんかに文字を大きくしたい気持ちはわかるけど、あまりにも極端だと特にスマホからなんかは非常に読みにくい。強調したいなら太文字赤文字マーカー装飾なんかで目立たせよう。

強調は文章は太文字、単語や短い語句は赤文字

強調したいときなんかに文字を赤くしたい気持ちはわかるけど、あまりにも長いと大事な部分がわかりにくいうえに、文章に埋もれてしまう。こういうときは

強調したいときなんかに文字を赤くしたい気持ちはわかるけど、あまりにも長いと大事な部分がわかりにくいうえに、文章に埋もれてしまう

といった具合に書きたい。ちなみに青文字アンダーラインはリンクのように見えるから使わない。

どうしても赤文字以外を使いたいければ、

  • ポジティブな内容は赤
  • ネガティブな内容は青や緑

のように表記ルールを決めて統一しよう。

1つの見出しの中に強調箇所を1つ

僕が思うにみんな文字の装飾が少ないと思う。僕としては

  • 見出しの中で1ヵ所もっとも強調したい部分を太字にする
  • その内容は見出しと揃える
  • さらにその中で重要な単語を赤文字

するのがおすすめ。ほとんど読み飛ばされてしまうWebの特徴上、僕はこうやって最低でも見出しと太文字部分さえ読んでもらえれば内容を伝えられるように意識してる。

手順や複数例の紹介はリストを使う

How to系の記事で手順を説明するときや、いくつかのパターンを紹介するときは積極的にリストタグを使おう。

ブログは、記事のテーマを決める → キーワードを決める → 記事を書く → 画像を入れる → 公開するの順で書こう。

ではなく、

ブログは

  1. 記事のテーマを決める
  2. キーワードを決める
  3. 記事を書く
  4. 画像を入れる
  5. 公開する

の順で書こう。

と書いた方が断然わかりやすい。さらに枠で囲むのもおすすめだ。

ブログの書き方

  1. 記事のテーマを決める
  2. キーワードを決める
  3. 記事を書く
  4. 画像を入れる
  5. 公開する

ルールを知ってマイルールを決めておく

自分の記事の書き方と比べてどうだったかな?今まで適当で記事ごとに違っていたところや、表記ルールがあったことに驚いたことなんかあったんじゃないかな?

ビジネスマンとして自分の記事を公開し、お客さんを集め、信用を得て自分の商品やサービスを売っていく。特にブログのコンサルティングを行ったり、将来的にライターとして紙やWebのメディアに寄稿していくといった仕事をしたい場合はきちんとルールを把握しておこう。

僕のように自分のブログを外注化して複数の外部ライターさんを募りたい場合も、自身のサイトの表記ルールをGoogleドキュメントなんかにまとめてマニュアル化しておく事で、採用後の作業が断然効率化される。逆にライターとして編集者と契約する場合は「表記ルールはありますか?」と確認すると「お!」と思われるかもね。

「自分が一生懸命書いたブログ記事、なんか素人っぽくて普段読んでるあの人の記事と違うんだよなー」とお悩みなら、自分の文章がプロのルールに乗っ取ってるか確認してみてはいかがだろうか?

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