こんにちは。ライターの西木将勝です。

皆さん富士山に登ったことはありますか? 日本一の山として昔から愛され続けていて、日本のシンボルである富士山ですが、登山となると挑戦した人は多くはないでしょう。

テレビなどで富士山の山頂からの眺めやご来光がよく紹介されますが、青く澄み渡った空と眼下に広がる雲海はとても奇麗です。テレビで見る映像で奇麗ならば実際の現地で自らの目で見ることができたならば、なんと贅沢なことでしょう。

いつかは行ってみたいと思う場所の1つとして数えられます。しかし、富士山の登山はしっかりと準備をして臨まないといけません。

今回は初めて富士山に登る人に向けて服装などの装備や持ち物について紹介していきます。

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知っているようで知らない富士山

日本で暮らしているならば誰もが耳にしたことがる富士山ですが、皆さんはどのくらい富士山の事を知っていますか?

まずは日本の象徴でもある富士山を紹介していきます。富士山は静岡県と山梨県にまたがって位置していて、剣ヶ峰の最高地点の標高は3775.63mです。

山頂から左右のすそ野へ広がる懸垂曲線の富士山ですが、その端は駿河湾の海岸までに及んでいます。その大きさと左右対称の奇麗な稜線が人の心をつかんではなさいない魅力の1つです。

また、2013年6月には日本の富士山信仰や芸術分野でのインスピレーションを与えてきた対象を理由として世界文化遺産に登録されました。これにより世界にこれまでよりも知れ渡り来日外国人観光客の観光が増えました。

実は富士山は活火山で、最後に噴火したのは300年ほど前の1707年(宝永4年)で、その後は静かにしていたことで休火山に区分されていました。しかし2009年に地殻変動が確認され、富士山はいまだ活発な活動があることを受けて現在では活火山の区分になっています。

そのため、省庁や各自治体が観測や有事のときの対策に準備を重ねていて、登山者が安全に安心して富士山を楽しめるようにしています。

富士山に登れる時期

富士山のイメージは山頂に白い雪を戴冠している姿です。標高が高いと気温も低く、私たちが暮らす平野部の気温とは差があります。

実は1番暑い8月でも富士山の山頂の平均気温は8度ほどしかありません。そのため登山が可能な期間は7月上旬から9月上旬までの約2か月ほどと短いです。

また、除雪などの影響や登山ルートの別によって開山の日程は異なります。その中でも富士山登山のベストシーズンは梅雨明けの7月下旬から9月上旬です。

7月・8月

梅雨のシーズンは平野部でも雨のせいで足元に気を付けいなければいけないなど、歩行に対して注意を払います。富士山の登山では足元がコンクリートなどで整備されているわけではありません。

登山ルートとしてコースはありますが、大小の火山岩の上を登っていかなくてはならず、初心者の場合はお勧めできません。見晴らしも晴れていたほうが遠くまで見渡せるので、人は多くなりますが梅雨明けを待って登るといいでしょう。

7、8月の気温は8度ほどと涼しいですが長時間の登山で汗をかくので発汗性の服を選ぶといいでしょう。朝晩は冷え込むこともあるので薄手の風を通さない服は携行することをおすすめします。

9月

次第に冷え込む富士山の上部は生活をしている平野とは全然異なります。出発時には大げさに感じるかもしれませんが、風を通さないウィンドブレーカーや少々厚手の物を持っていくといいでしょう。

雨に降られることを想定して用意することが必要です。雨に濡れた服が体を冷やし、その後風にふかれると体力の低下を免れません。

下山も簡単ではありません。途中で登頂をあきらめて下山を選んでもすぐには下りられないので、服装などの事前に対応できることはしておきましょう。

絶対に必要なもの

どの山に登山に行くにしても必要なアイテムがいくつかあります。富士山は初心者でも登ることができますが、簡単に登れる山ではありません。

ここで紹介するアイテムは絶対にそろえて富士山に臨んでください。基本となる登山の装備なのでしっかりした物を買いそろえられると、他の山に登る時にも必ず役に立ちます。

ザック・リュックサック

必要な物を詰めて持ち歩くのに絶対に必要なアイテムがザックやリュックサックです。常に両手をフリーにさせておく必要がありますし、長時間の登山では体のいたるところに疲労が溜まります。

荷物などは両肩に均等に負荷がかかるようにして重さを分散させる必要があります。ショルダーバックなどは避けて必ずリュックなどの背負うものにしましょう。

また、腰ベルトがあると便利です。歩くときに荷物が左右に振られることがなく、余分な負荷を体にかけることが少なくなります。

容量としては20~30リットルのものが便利です。

雨具

上下が分かれているセパレートタイプの撥水性のアウターなどがおすすめです。雨合羽は風のあおりを受けますし、裾の部分が邪魔をしてうまく登れなかったり、どこかに引っ掛けてしまう恐れがあるのでやめましょう。

傘は他の登山客にも邪魔になりますし危険ですので使わないでください。山の天気は変わりやすくいつ雨に降られるかわかりません。

必ず持っていきましょう。

ヘッドライト

ご来光をみるためには夜明け前に登山をしなければなりません。ライトで足元を確認しながら進む必要がありますが、手に持って使うタイプのライトでは険しい足場の時などは邪魔になります。

ヘッドライトは視界を照らしてくれて、手に持たなくてもいいので便利です。富士山の途中には山小屋があっていくつかの種類の物品は販売しています。

その中に電池もありますが、売り切れなど絶対に購入できる保証はないので、替えの電池も用意しましょう。

トレッキングシューズがおすすめです。登山に必要な性能を備えているので、靴自体の機能が体を助けて登ることができます。

履きなれていることに越したことはありませんが、登山からかけ離れた靴で臨むのは、自分の身を危険にさらすことにもなるので注意しましょう。

防寒着

登山中は雨具のアウターでも用をなしますが、山頂に登ってご来光を待っている時などの休息時は体が外気に冷やされるので肌寒さを覚えます。調整できるように薄手のフリースなどを一枚持っているといいでしょう。

登山中は気温が低くても汗をかくので、こまめに水分補給するといいでしょう。1L~2Lの水を携帯するといいでしょう。

登山ルートの途中には山小屋がいくつかあり、売店を兼ねているので軽食や飲料を買い求めることができますが値段は割高です。

行動食

登山中に小腹がすいたり、疲れを覚えた時などは口に飴など糖分を補給するといいでしょう。疲労回復と気分転換で長い工程を乗り切りましょう。

軽量なものでかさばらないものを選びましょう。

お金(小銭)

途中の山小屋にはトイレがあり、使うことができます。しかし、協力金ということで100円~300円程度の料金がかかります。

ある程度の小銭を用意しておく必要があります。

携帯電話

緊急時の連絡用にもっているといいでしょう。きちんと充電した状態で持っていくことはもちろんですが、替えのバッテリーがあるといいでしょう。

ビニール袋

持ち込んだものはすべて持ち帰る必要があります。ゴミを入れるのに使ったり、着替えた服を入れておくといいでしょう。

コンビニなどでもらえる使い勝手の良いサイズのものを2、3枚あると便利です。

タオル

スポーツタオルやフェイスタオルの類を2枚ほど持っていきましょう。汗を拭いたりするのに必要ですし、首に巻いたりすることで防寒や日よけにもなります。

あると便利なもの

今まで紹介したアイテムは山登りの基本で必要不可欠なものでした。今回紹介するものは登山の時に助けになるアイテムや、何かの時にあったほうが便利なアイテムです。

リュックの中に入るスペースを作って持っていきましょう。登山の最中に常に使うものではないですが、体に負荷がかかったときや気分が悪くなった時などに必要となるアイテムで、登山に慣れた人たちも持ち物リストに加えています。

ステッキ

登り始めは意気揚々と進んでいくことができますが、何時間も登り続けるうちに足に負担がかかってきます。体の負担を軽減するのにステッキは非常に役に立ちます。

手袋

防寒にも有効ですし、けがの防止になります。しっかりした厚手のものは行動の妨げにもなりますので、軍手などの簡単なもので十分です。

簡単な医薬品

転倒した時などの備えで消毒液やバンドエイドなどは持っておくと安心します。また、自分の体調を考えて整腸剤などもあると便利です。

酸素ボンベ

簡単な携帯用のスプレー缶タイプのものを持っておくと気持ちが楽です。高山病に効果があるかどうかは人によって違うようですが、備えあれば患いなしで、お守りのような感覚で用意しておくといいですね。

保険証のコピー

もし仮にけがをした場合などは近場の病院にかかることになります。そのさいに保険証のコピーをもっているとスムーズにおこなえます。

カイロ

夜明け前は冷え込みます。山頂でご来光を待つ間に外気に冷やされて寒いと感じる人もいるでしょう。

その時の用心として持っていると役に立つでしょう。

サングラス

登山は周りに陽をよけるものが何もないところを登っていきますし、下山の時は日中です。日差しが強いと疲れをよけいに感じてしまいます。目の保護にもなるのであれば持っていきましょう。

ウェットティッシュ

山では水は貴重です。手が汚れた時などはウェットティッシュをつかって対処しましょう。

また、トイレの後など手を洗う水がないこともありますので、気になる人は事前に用意していきましょう。

カメラ

眼下に広がる景色は雄大で記録に残したくなるほどです。友達と一緒に登った時など思い出を残すのには必要なアイテムです。

携帯電話に内蔵されているカメラで対応できますが、何かがあったとき緊急連絡用に携帯電話のバッテリーは残しておく必要があります。

個別のカメラがあるといいでしょう。

重要なのに見落としがちなアイテム

富士登山は人気がありツアーが多く組まれているので、ガイドが大勢の人を引き連れて登っているグループがいくつもあります。そのため自分の所属しているグループから離れてしまったとしても視界の中に同じように山頂を目指している人がいるので、多くの場合はその人たちについていけば問題ありません。

しかし、普通は自らの装備や持っているアイテムが山では全てです。そういう状況も踏まえて持ち物を考えると、まだまだ持っていたいアイテムはあります。

ここではそういった見落としがちなアイテムを紹介します。

地図とコンパス

初心者の初登山は安全性から各旅行会社などが企画しているツアーに申し込んで、団体の中で参加するといいでしょう。そのためツアーガイドが一緒に登山に加わってくれるので地図など実際必要ないかもしれません。

しかし、もし万が一はぐれてしまったりして個人行動をとる必要が出た場合などの為に地図とコンパスは持っているといいでしょう。

日焼け止めクリーム

女性は普段から持ち歩いていますが、男性の場合は日焼け止めに注意がいかないことがあります。2日間の登山予定だと、夕方ごろから5合目を出発して頂上でご来光を眺めて下山になります。

太陽の照っている時間内の行動は全体の時間からすればさほど長くはありませんが、遮蔽物がないので紫外線に常にさらされています。体調を崩さないためにも使用するといいでしょう。

トイレットペーパー

使いかけのもので小さくなったものを持っていると便利です。トイレを使った時にトイレットペーパーがないというトラブルに遭遇する可能性もありますし、鼻をかんだりと何かと紙は使います。

持っていくときは芯をつぶしたり抜くなどして押しつぶして、かさばらないようにするといいでしょう。

耳栓

山小屋で仮眠をとるときは、登山客がすし詰めで並んで寝ます。疲れている人も多いし、山小屋に到着した順番に寝ていくので、あとから来た人が寝る時には高いびきが至る所から聞こえます。

数時間後には登山を再開しなければいけないので、少しでも長く寝られるといいのですが、神経質な人などはその環境に負けてしまうでしょう。転ばぬ先の杖として持っていくことをおすすめします。

腕時計

今はみんな携帯電話の時計で生活に対応している人が多いので、腕時計をすることは少ないかもしれません。日の出の時間を気にしながら登り始めると何度か時刻をチェックします。

毎度携帯電話を出して画面を除くよりも腕の時計に目を落としたほうが早いし楽です。また、携帯電話を岩肌に落とすなどの心配もなくなります。

双眼鏡

登山に余裕があれば足を止めて夜空に煌めく満天の星空と、日の出の後の眼下に広がる日本の景色をゆっくりながめてみましょう。富士山の登山の醍醐味があふれています。

持ち物に余裕があれば双眼鏡を入れておくことで、素敵な空間を何倍にも楽しむことができるでしょう。

サバイバルシート

銀色の薄いシートで体を覆って包まることで寒さを防ぐことができます。何事もなく登山をして下山できればいいのですが、悪天候で動けなくなったり迷ったりして助けが来るまでの間、体温を奪われないようにします。

まとめ

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#富士山山頂 #まるで天国 #御来光

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毎日大勢の登山客が訪れて、富士登山を楽しんでいます。しかし、外国人観光客の服装や装備はとても山登りに適しているものでないことが多いです。

日本人の登山客ですら富士登山を簡単に考えている人がいます。今回紹介した持ち物や装備は実際に登山をしてみると使わないものもあるでしょう。

しかし、安全で楽しく富士山を登るためにもなるべく携行しましょう。

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